ピアノ・新曲に取りかかる時~私のピアノ練習法、第四段階

辻井伸行さんの演奏を聴いて、目が見えなくてもピアノは弾けるのかとびっくりされた方も多いと思いますが、それはできると思います。

何を隠そう、私の練習の最終段階は、目を閉じて演奏することなのです。

楽譜を見ながら弾くということは、手を見ていないのと同じことです。

つまり、暗譜さえできていれば手を見なくても弾けるということです。

また、跳躍する箇所も、練習によってその場所に行く勘が養われます。

これは生徒にも発表会の前には必ず実行させています。

本番でも動きの少ない場所であれば、目を閉じて弾くほうが落ち着くし、雑念も払いのけられます。

辻井さんの手の運びを見ていると、指が早く鍵盤に到達しているのがわかります。

すなわち、次の音に対する心の発信が全て早くなるということで、音への準備も万端なのです。

目を閉じて弾くことよりも、そこまでに到達する段階がものすごいことだと心底感じています。

譜読みは人の手を借りなければいけないし、それを消化し吸収する音楽性、頭脳・・・やはりどこをどう見ても天才ですね。

とにかく凡人の私は、暗譜の総仕上げ、腕の運びの勘を養うために、ひたすら目を閉じて練習します。

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください