ピアノ・新曲に取りかかる時~私のピアノ練習法、第二段階
今、プロコのソナタを練習中。
第一段階は、とにかく最初から最後まで音を落とさずにゆっくり弾いてみるところから始めて、ある程度の速さで楽譜無しで弾けたところまでです。
この段階でピアノ発表会に出ていらっしゃる方が時々いらっしゃいますが、非常に危険!!
私は人前で暗譜演奏をするという目的があるので、それなりにしっかりした練習をしていると思います。
第二段階は、曲を分析しながらその特徴について考えるところから始めます。
もちろん最初からしていらっしゃる人も多いと思いますが、私はある程度曲が頭に入っていないとできないタイプなのです。
調判定をしながら、どこにどのように解決、又は発展するかとか。
似たようなフレーズだけど、どの音から変わっているかとか。
和音は上の音を出すべきか、それともあえて二回目に出す音を変えてみるとか、もしくは和音としての全体の響きを出すとか。
全部の音を鳴らすと全部の音が聞こえなくなるので、横の流れに注意してどのメロディーが大事かということを見極めるのも重要です。
またそこに個性も出ると思います。
こういうことをゆっくり細かく頭に入れて行きます。
この作業は本当に神経を使います。
しかし、やりながら覚えられるので暗譜の練習にもなります。
もちろん、そればかりだとつまらないので、最初から適当に弾いている時も多いです。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。