ピアノ教師の新年会~やめて行った生徒さん・ぶっちゃけトーク4.

毎年恒例の新年会でのトーク。今回はおかしなやめ方をした生徒さんについて花が咲きました。

続きまして発表会の失敗が元で、気力が無くなってしまった生徒さんです。

大人から始めたこの方はとても呑み込みが早く、どんどん進んで行ったそうです。

初めての発表会では湯山昭さんの曲を見事に演奏し、盛大な拍手を頂きました。

2回目の発表会は、本人ご希望の『パッヘルベルのカノン』。

本番の1か月前にはノーミスで弾けて、何となく余裕が感じられたのですが、友人ピアノ教師は少し心配していました。あまりにもご本人に危機感がなかったからです。

本番になり、その方は良い感じで弾き始めました。しかしあと数小節で終わりというところでホッとしたのか、違う音を弾いてしまい、そこからガタガタと崩れてしまいました。

可哀想に次の音が何かが全くわからなくなり、途中から弾き直そうにも頭の中は真っ白だったのでしょう。

友人は楽譜を持って舞台に出ようと思いました。しかし次の瞬間、何とか前に進みました。

しかし演奏はチグハグで、最後の和音は全く違う音を大音量で弾いてしまったのです。最後の音なので弾き直しても良かったのですが、「発表会では弾き直しはしない」という言葉を守ったのか、そのまま席を立ってしまわれたということです。

わかりやすい曲だけに拍手する方も少し困った感じでしたが、だんだんと大きな拍手に会場は包まれました。しかし、ご本人には無情の拍手に聞こえたのかもわかりません。

最後の最後に誰でもわかる大きなミスをしてしまい、その方はショックを隠し切れないくらい酷く落ち込みました。

「いっぱい練習したのにあんなことになるなんて…。しばらくピアノをお休みさせて頂きます。」

その後、連絡はなかったそうです。友人は暗譜のチェックをもっとしてあげればよかったと、後悔しています。

♪他のピアノ教師本音トークはこちらから♪
ピアノ教師の新年会~後味の悪い生徒さん・ぶっちゃけトーク
ピアノ教師の新年会~やめて行った生徒さん・ぶっちゃけトーク2.
ピアノ教師の新年会~やめて行った生徒さん・続ぶっちゃけトーク2.
ピアノ教師の新年会~やめて行った生徒さん・ぶっちゃけトーク3.

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください