手の形が格段に良くなった生徒さん
2017.06.21
発表会後、見違えるように進歩する生徒さんがちらほら。
もっと速い曲が弾けるようになりたいという生徒さんには、ハノンで手のフォームを改造しています。
なぜか人差し指がピンピン上がっている、小指もほとんど関節を曲げずに弾く・・・
見るからに音の粒が揃わないようなフォームの生徒さん。
ハノンのような反復練習で、手のフォームに気を配りながら弾くと自然と速く弾けるようになります。
しかし、このような単純な音型でも、音を追うだけで精一杯ではなかなか手のフォームまでは気が回りません。
間違えずに弾けるようになってからの練習になります。
なぜ私が手の形のことをしつこく言うかというと、腕に負担がかからないようにしたいからなのです。
手の形が悪いということは無駄な動きが多いということなので、疲労もたまってきます。
陸上や水泳の一流選手が、綺麗なフォームであることに通じます。
またスピードだけではなく、手の形が決まると音も良くなってきますよ。
自分の望む音が、まっすぐ指に伝わると気持ちが良いですね。
Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。