感動を呼ぶ連弾~ピアノ発表会・ピアノ講師の長い一日
勉強熱心な姉妹の連弾が始まりました。
本当はもっと後ろに持ってきても良かったのですが、曲の雰囲気や指導者のセコンドが続かないように配慮した結果、この位置になりました。
セコンドのシンコペーションのリズムがとても印象的な日本人作曲家の曲です。
もともとはソロの曲を私が連弾用にアレンジしたのですが、その原曲が載っている楽譜は廃刊になってしまったようです。
私の家にもないので、おそらくずいぶん前に生徒さんに譲り渡してしまったのかもしれません。
かろうじて手書きの連弾譜だけ残っていますが、惜しいことをしました。
もう1冊買っておくべきでした。
後でお客さんの感想を聞いてみると、一番良かった曲の一つでした。
またしても舞台の袖は見物人で溢れました。
この姉妹は二人で連弾をするのは初めてだということでしたが、真面目な二人は練習もたっぷりしていました。
二人とも持っている力が高いので、危なげない演奏でした。
こちらも家族総出で来てくださり、おばあちゃんがとても感動されたと聞きました。
曲も良いし、可愛い孫二人が頑張っているし、上手な演奏にみんな聞き入っているし・・・
身内のソロを聞く場合は緊張でいっぱいいっぱいになりますが、身内の連弾は感動を呼ぶようです。
特にうちの教室では連弾はお遊びではなく、連弾ならではの完成度の高さを追求しているので、仕上がるとソロ以上に素晴らしい一曲になります。
姉妹ペアは身を持って証明してくれました。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。