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緊張感マックス講師演奏~ピアノ発表会・ピアノ講師の長い一日

2016.12.31

私の生徒さんのソロは全員終わりました。

心が休まる間もなく私のソロ演奏の時間が迫っています。

姪も受験曲を弾いたのですが、私は聴く余裕はなく、楽屋に引っ込みモニターの音量を最小にしました。

楽譜を開けてイメージトレーニングをします。

私も大多数の生徒と同じく、出番が来なければよいと思う気持ちと、早く終わって欲しい気持ちが混ざりあっています。

後輩がリサイタル前にプレッシャーのあまり、「ホールがなくなればいいのに・・・」と思っていたら、当日に台風が直撃し本当に延期になったことがありました。

結局また調整のやり直しで、彼女はバチが当たったと、ものすごく後悔していたのを思い出しました。

姪が言うには、私は舞台に出るとテンションが上がるそうです。

「カッコ付けずに普通に弾けば良いからね!」と念を押されました。

一挙一動注目されているのは間違いないので、とにかく模範になるように歩き、お辞儀をして座りました。

出だしは思うような音が出せて、快調に滑り出しました。

内心「おぉっ・・・」という場面がいくつかありましたが、なんとかしのぎ、無事演奏が終了しました。

今回私はリストの『軽やかさ』を弾きました。

この曲を選んだのは、理由があります。

実はこれは、私の第一志望だった音大の課題曲のうちの一つでした。

結局我が師匠の大学を選んだので受けなかったのですが、「諦めた」とか「逃げた」とか思いたくなかったので、一度はきちんと人前で演奏しておきたかったのです。

今の大学を選んだおかげで、師匠と長い時間を共にさせていただくことができ、結果的には良かったのですが、これで一つけじめが付きました。

指導者がソロを発表会で弾くのは勇気がいります。

発表会前の雑用や指導で忙しいのに、自分の練習時間も確保しなければいけないのはもちろんのこと、観客も期待してご覧になるのでプレッシャーもかなりあります。

~生徒を出すだけだったらどんなに楽だろう~と思いますが、発表会前に生徒達に「先生も暗譜頑張っているよ!」などと運命共同体のように団結して、一緒に頑張っていくのがうちの発表会なのです。

良いお年をお迎えください♪

 
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Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。

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