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舞台リハーサルでの貴重な確認~ピアノ発表会・ピアノ講師の長い一日

2016.12.30

舞台リハーサルの前、大人の生徒さんは楽譜を見つめながら、「先生、今この曲を何も覚えていないのに気付きました。。。」とおっしゃいました。

そんな悪夢を私も何度見たことか!

いざ舞台に出ると、今まで一生懸命練習した曲と違う曲を弾き出してしまう夢。

また試験直前に課題曲を間違っていたのに気付いた夢。

いつも目を覚ましてしばらくしてから、夢でよかったという実感を噛み締めるのでした。

しかし今日は夢ではありません。

「大丈夫!弾き出したら湧き出てきますから。」

今日の私が言えるのはこれが精いっぱいです。

しかしその生徒さんは舞台リハーサルでは結構つまづいていて、本番を迎えるのが心配でした。

そしていよいよ本番。

堅い表情の生徒さんは不安を抱えながら舞台に向かいました。

幸い無事に弾き終えました!

やはり舞台リハーサルで実践しておいてよかったです。

後で聞くと、アガリはしなかったけど、ペダルの踏み位置が悪くて、直そうかどうしようか気になりながら弾いたということでした。

私はその気持ちがわかります。

例えば鍵盤の上に埃が落ちていたり、着ている衣装が突っ張っていたり。

埃は休符の時にさっと取るとか、ペダルも冷静になれば1秒で移動が可能なのですが、今までした事のない動作をするのは勇気がいることだと思います。

衣装も座り方のチェックが必要です。

そういうことを舞台リハーサルで確認しておくことが大切です。

時々途中で右や左に座る位置をずらす人がいますが、あれは良くありません。

ピアノの前に座ったら最後、他の事になるべく気を取られないようにしないとよい音が出せません。

この生徒さんの今回の教訓は「演奏前によく確認すること」だそうです。

私は発表会をゴールではなく通過点と思ってくれていることが、とても嬉しかったです。

 
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Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。

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