親子連弾でよくあるミスの連鎖攻略法
2016.11.26
昨年の暮れからピアノのレッスンを始め、今回が初発表会の生徒さんは、ピアノ経験のあるお母さんと親子連弾をします。
私と連弾の練習をする時は、全てを任せて自分の世界に没頭するのに、お母さんと弾く時はなかなかそうはいきません。
それに、お母さんはなぜか音ミスを連発してしまうのです。
お母さんが音を外すと動揺が伝染して、なんでもない所で二人でボロボロになってしまいます。
親子連弾あるあるです。
相変わらずそんな感じだったので私がお母さんと交代して、「どんなに私が変な弾き方をしても、止まらないで最後まで弾いてね。」と特訓をしました。
私はわざと音を抜いたり、1オクターブ下で弾いたり、リズムを変えたりとあの手この手で攻撃します。
生徒さんは最初はやはり動揺していましたが、だんだん慣れてきて楽しむようになってきました。
「お母さんがどんな事になっても、ちゃんと弾いてお母さんを待ってあげるのよ。」
お母さんとピアノ発表会で連弾したという素晴らしい経験を、いつまでも忘れないでいてほしいと思います。
Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。