音楽と数学はお友達
最近音符積み木の出番が多いです。
レッスンに取り入れ始めた頃は、初心者の子供に使っていたのですが、最近は8分の6拍子などを教える時にも活躍していて、どんどん応用がきいています。
音符積み木などを使っていると、音楽と数学の関係が深いことを思い知ります。
特にリズムと数学は切り離せません。
簡単なところでは4分音符2つと4分休符2つを使って、いくつのパターンが出来るか?とか。
まさに学校で習った順列・組み合わせの世界。
またピアノでドレミの音だけを使っても、ドレミ・ドミレ・レミド・レドミ・ミドレ・ミレドの6パターンができます。
3×2×1=6という式も、音を使ってやってみると楽しいですね。
これは聴音でも使えます。
またノートで音符の足し算をしたり引き算をしたりとか。
音符の穴あき穴埋め問題など、子供達は実に喜んでやっています。
そして複雑なところでは振動数や平均律など。
これはぐっと専門的になります。
実際の音を聞かずに、振動数の計算だけで作曲をした人がいても不思議ではないけれど、実際にいらっしゃるのでしょうか?
私のような数学音痴が考え付くことですから、トライした人は多そうですね。
例えば安らぎの波長を取り込んで、癒しの音楽を作ったりすることは簡単に出来そうだし、すでにあると思いますが、コンピューターの発達していない時代に計算式から作曲した人がいたとすれば、その音楽を聞いてみたいものです。
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。