後味の悪いピアノ教室のやめ方
『子供がピアノ教室をやめる時』というブログは結構反響がありました。
多分、ピアノ教室のやめ方を考えていらっしゃる方が多いのでは?
最近、個人ピアノ教室の講師の中でよく聞くのは、大人の方の自然消滅です。
うちの教室でも数年前にありました。
「明日のピアノレッスンですが、用事で行けなくなりました。最近バタバタしていまして、落ち着いたらまたご連絡致します。」というようなメールが入りました。
「わかりました。ご連絡お待ちしています。」と返信したのですが、1ヶ月経過、2ヶ月経過、音沙汰なし。
こちらからもう一度連絡するも返信なし。
あ、やめられたんだ、と気付きます。
そういう方の特徴はピアノを習ってみよう!と思い立ちすぐに行動。
↓
結構ピアノの先生とも仲良くなり練習も頑張る。
↓
用事か何かでレッスンを一度休んでしまう。
↓
思いがけず気持ちが楽になり、ピアノがストレスになっていたことに気付く。
↓
ちょっとのことで休むようになる。
↓
罪悪感でレッスンに通えなくなる。
こういう経路を辿るようです。
なぜ最後に「しばらくピアノレッスンを休みます。」と言えないのでしょうか?
「完全にやめます。」と言わなくても良いのです。
「いったんやめます。」で良いのです。
楽しいこともあったピアノの生活が、最後で台無しになってしまうと思うのです。
ピアノ教室でやめさせてくれないということはありません。
ちょっと引き留められることはあるでしょうが、ピアノの先生の社交辞令のようなものです。
笑顔で「ありがとうございました!」と言えば良いのです。
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子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。