特訓8日目~音楽の授業に付いていけなくなった子供達
先日は、楽譜を1オクターブ上や下に移し変える問題をしました。
これが出来ると階名読みは理解しているとみてよいでしょう。
中学校になると音楽の授業に移調も入ってくるので、小学校のうちにここまでは出来るようにしておきたいです。
それから、音楽記号や音楽用語の最終チェックをしました。
音楽用語の意味は学校音楽で統一されているので教科書どうりに丸覚えしたほうがよいです。
特に表現が難しいスラー、タイなどは中途半端ではいけません。
今日のメインイベントは簡単な調性を理解することです。
私がキーボードでいろいろな曲を弾いて短調か長調かを答えてもらいました。
初めは短調でも速く元気よく弾くと惑わされていましたが、ほぼ出来るようになりました。
次に、シャープ一つの長調はト長調という風に、とりあえず覚えていきます。
小学校では、シャープ・フラット2つまでの調を習うようです。
演奏経験が浅いと調判定までは無理なので、中学校の音楽の試験前には、習った曲については何調であるかを覚えておいた方が良さそうです。
うちのピアノの生徒の定期テスト対策では学校で習った曲について、作詞者、作曲者、調性(主音)、拍子をワンセットで覚えさせています。
このことは、これから始まる中学校の音楽の定期テストの必勝法として、お兄ちゃんに伝えておくことにします。
終わる頃になって弟君が「ミッキーマウスマーチ」を急に弾きだしました。
先日の2拍子の指揮の時に私が弾いた曲です。
私は教えていないので、きっと見よう見まねで練習したのだと思います。
素晴らしい!
次回は最後の授業です。
大変だったけど、ちょっと寂しい。。。

子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。