忙しい中学生のためのパズル方式ピアノレッスン
2016.02.28
短期集中型の生徒さん。
進学校の勉強とクラブ活動に忙しいのは一目でわかるし、その生徒さんにとってはピアノはあくまでも息抜きです。
普段のピアノ練習が苦痛にならないように、レッスンでは弾けないところを弾けるように徹底しています。
「後は自分でやっておいてね。」と言いたいところですが、その生徒さんの場合は、その場である程度弾けるように手伝っています。
昨日のレッスンでは、弾けるところと弾けない所を分けてみました。
ジグソーパズルのように分解してしてみます。
私も必ずやっているのですが、曲をいくつかのフレーズに細かく分けるのです。
A・B・C・・・と分けていって、似た箇所はA’やA”に置き換えます。
この作業を子供と一緒にやると意外と楽しいみたいです。
「あっ、またBだ。」とか「次はE。」とか言いながらゲームをするかのように真剣に取り組んでいました。
結局弾けていない所はC・C’やF、Gなどだけだということがわかり、そこを徹底的にレッスンしました。
初めから終わりまで弾くだけでは、苦手な箇所は取り残されるばかりですから。
レッスン中にグンと上手になりました。
この曲は後2回で終わる予定にしています。
Pianeys(ぴあにーず)
物書きピアニスト
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。