音大受験生・姪のベートーヴェン
音大受験生の高校2年生、姪のベートーヴェンを久しぶりにそばで聴きました。
定期テストもありバンドの本番もありで、練習時間が少なかったせいもありますが、あと1週間で教授先生に見せられるだろうかと心配する出来であります。
まずベートーヴェンのタッチが私の考えている音と違うので、すごく気になりました。
特にP(弱い音)が。もっと指先に神経を集中して緊張感がほしいと思いました!
ベートーヴェンの弱い音は、静かなんだけどボヤっとしてしているのではなくて、全身をアンテナにして様子を伺っているというイメージを私は持っています。
姪の音は力を抜きすぎていてただの弱タレの音になっているのです。
それから弾く前のアクションも気になります。
なるべく鍵盤の近くから弾く方が良いのですが、姪は弾く寸前に少し離れる癖があるのです。
速いパーセージが微妙に遅れるのはそのためかもしれません。
ついでに気になるのが姪の髪型です。
前髪も伸ばし始め、うっとうしいことこの上ありません。
すだれのような前髪から片目がちらちら見えます。
時々顔が斜めになっているので、自分でも無意識にうっとうしいのでしょう。
そんな体勢で弾くので気合の入った音が出るはずがありません。ブツブツ・・・・
私が見本でスラスラと弾けると良いのですが、普段練習していない曲なので、自分のイメージが音にならなくてイライラしました。
やはり姪の曲も練習しておいた方が良いと実感しました。
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私のピアノの目標は2つ~姪の音大受験と共に
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。