子供の習い事に対する親の姿勢
シルバーウィークに帰省するので、その間の練習を心配していらっしゃる生徒さんのお母さん。
田舎の実家にはピアノがないそうです。
地元の楽器店に当たってみたところ、空いている時間なら1時間千円で貸していただけるとのことでした。
最近の若いお母さんは熱心な方が多いので感心です。
ピアノを習ったことがないので、子供さんが幼稚園に行っている間にこっそり練習されているお母さんもいらっしゃいます。
「そんなことができないの?」と思って見ていても、実際に自分がピアノに向かってみると全然できない、とおっしゃっていました。
このことはとても大事だと思います。
ピアノを弾けるお母さんは、自分が苦労したことを忘れて「どうしてそんなこともできないの?」と言ってしまいがちです。
言い過ぎや干渉し過ぎはよくないですが、まったく無関心なのはもっとよくないです。
子供が勉強やピアノを練習している時間は、付きっきりでいる必要はありませんが、お母さんも自分の勉強や仕事、作業の時間に当てるなどして、共に努力していく姿が大切なのではないかと思います。
【小学校低学年のピアノレッスンに関する他の記事】
ピアノの初見が得意な子供に育てるのに必要な親の協力とは?
ご褒美シールについて
子どもから大人までピアノ指導する傍ら、本サイト「ピアノサプリ」を開設し運営。【弾きたい!が見つかる】をコンセプトに、演奏効果の高いピアノ曲を1000曲以上、初心者~上級者までレベルごとに紹介。文章を書く趣味が高じて、ピアノファンタジー小説「ピアニーズ」をKindleにて出版。お仕事のお問い合わせはこちらからお願いします。