flowkeyの使い方~無料アカウントでできること
ドイツ発のピアノ練習アプリflowkey【アプリ版】の使い方を解説します。
すべて無料アカウントを利用しておこないますので、無料アカウントで何ができるのか知りたい方は必見の内容です。
flowkeyの無料アカウントは作成済みであることを前提にしておりますので、無料アカウントをお持ちでない場合は、flowkeyの無料アカウント作成方法まとめを先にご確認ください。
が、flowkeyのアカウント作成の手順は分かりやすく、簡単です。
インターネット上のサービスの利用に慣れている方は特に迷うことなく、3分程度で完了するかと思います。
慣れている方はflowkey公式サイトからアプリをダウンロードして無料のアカウントをまず作成してください。
繰り返しますが、無料ですのでご安心ください。
それでは、flowkeyアプリの使い方および無料アカウントでできることを解説していきます。
このページは2020年5月時点の情報をもとに作成しました。flowkeyは随時アップデートされており、現在ではサービス内容が変わっている可能性があるため、flowkeyの公式サイトもあわせてご確認ください。
アプリのメニュー
flowkeyのアプリのホーム画面には、「無料の曲」「一番人気」「新作」などの棚があり、様々な曲が並んでいます。
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アプリ起動後のホーム画面です
スクリーンショット画像の中にはありませんが、少しスクロールしたところに「カテゴリー」棚があります。
カテゴリー棚では、「クラシック音楽」「ジャズ」「ロック」「人気ポップ」「映画&テレビ」「ゲーム音楽」など、カテゴリー別に楽曲を探すことができます。
弾きたい曲を探す作業はワクワクします♪
コース画面には、「ピアノにふれてみよう」「両手で弾く練習」「読譜の練習」「長調と短調」などの、ピアノや音楽理論の基礎が学べるレッスンコースが用意されています。
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ピアノや音楽理論の基礎が学べるレッスンコースです。全8コースで結構ボリュームがあります
レッスンコースは、しっかり基礎から勉強したい方にとっては非常に良いのではないでしょうか。
その他、曲を自分で探すための「検索」や、お気に入り登録した曲を確認するための「マイソング」がメニューに並んでいます。
無料で弾ける曲は?
flowkeyのホーム画面の最上部に並べられた曲は無料アカウントでも弾くことができます。
数えてみると、10曲が無料開放されていました。
次のようにして確認できます。
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ホーム画面の最上部に無料の曲が並んでいます
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「全部みる」をタップします
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無料で弾ける曲を一覧することができます
サムネイルの左上の三角が緑なら初心者レベル、黄色なら中級者レベル、赤なら上級者レベルの曲です。
紫はプロレベルですが、プロレベルに分類された曲は無料開放されていないようです
続いて、好きな曲を選びます。
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サムネイルをタップすると曲を試聴できます。右上のハートマークでお気に入りに登録することもできます
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「曲を習う」をタップします。Pianeysではドビュッシーの「月の光」を選んでいます
Pianeysでは初心者レベルにアレンジされたドビュッシーの「月の光」をはじめ、flowkeyを使っていくつかの曲を演奏しています。
レベルは初心者~プロまで、すべての難易度を演奏していますので、難易度が気になる方は演奏動画をご確認ください。
無料で弾いてみよう~概要
flowkeyを使って曲を演奏する際には、アプリの表示は全画面で横向きになります。
画面上部ではプロの模範演奏が表示されており、指の動きが確認できます。
画面下部には楽譜が表示され、演奏にあわせて左から右に自動でスクロールされます。
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再生ボタンを押すとプロの模範演奏がはじまり、楽譜も演奏にあわせて自動でスクロールします
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演奏中は鍵盤上に階名が表示されます
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このボタンで、演奏のスピードを調整できます。元のテンポに対して50%と75%のスロー再生が選べます。「待機モード」については後述します
模範演奏(元のテンポ)が速すぎると感じれば、スロー再生(50%・75%)で練習できます。
「50%ができれば75%」と段階的な目標が設定でき、モチベーションアップにつながるのは良いですね♪
無料で弾いてみよう~リピート機能
リピート機能はflowkeyの便利な機能です。
曲の中で練習したいフレーズを絞り、集中的に演奏を確認することができます。
選択範囲は自由に拡大・縮小できます。
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プロの演奏を一時停止して、再生ボタンの下に表示されているボタンを押します
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選択範囲が表示されます。この状態で再生すれば選択された部分だけが繰り返し演奏されます
無料で弾いてみよう~待機モード
「待機モード」はflowkeyの機能面での最大のウリだと思います。
画期的です!
「待機モード」ボタンを押すと、flowkeyがピアノの音を感知するようになり、正確な音を感知すると、楽譜が進行します。
スマホやタブレットは、マイクONの状態でflowkeyアプリを起動し、譜面台に置いて演奏します。
電子ピアノで演奏する場合は、ピアノとスマホやタブレットをケーブルで接続して、直接音を入力することもできるようです。
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待機モードを選択します
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待機モード中はflowkeyの「f」が表示されます
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マイクへのアクセスを求められるので許可します。これでピアノの音が感知されます
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楽譜の音と演奏するピアノの音が合っていれば、楽譜が動きます!
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電子ピアノを利用している場合は、設定ボタンのMIDI/Bluetooth設定から、ピアノの音をスマホやタブレットに直接入力できます
待機モードにして楽譜を見ずに弾けば、間違えた音を打鍵した際に楽譜がそこで止まってしまうので、暗譜のチェックにも利用できます。
とても面白い機能ですね!
レッスンコースを受講してみよう
flowkeyに用意されているレッスンコースではピアノや音楽理論の基礎を自分のペースで学べます。
無料アカウントでも一部のレッスンコースは受講できます。
各ステップが短く区切れらているので、区間ごとに集中して練習できます。
また、好きなタイミングで中断して、気軽に続きから始められるので、セーブしながら進むようなゲーム感覚で取り組めます。
全部で8コースあり、画像は「ピアノにふれてみよう」コースを受講したときのものです。
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1つのコースの中でもいくつものステップがあります。結構なボリュームです
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ステップを選ぶと、無料アカウントで受講できるものは「スタート」が表示されます
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有料プランを契約しないと受講できない場合は、「プレミアム会員になる」が表示されます
Pianeysではすべてのレッスンコースを受講してレビューしておりますので、気になる方はぜひ見てみてください。
まとめ
flowkeyの使い方と無料アカウントでできることを解説しました。
リピート機能やピアノの音を感知する待機モードなど、アプリならではの練習機能は面白いです。
ただ、flowkeyの親切すぎる点はやや注意です。
「弾けるようになる」ことのみを目的とした場合、flowkeyを使えば近道かもしれません。
ただ、模範演奏の指の動きを目で追うあまり、楽譜を読まなくってしまうと、いずれ成長が止まってしまいます。
読譜も勉強しながらflowkeyを利用すると良いでしょう。
無料アカウントでは弾ける曲の数が限られており、使ってみると有料プランに魅力を感じますが、そもそも自分のスマートフォンやタブレットできちんとflowkeyが動かないと意味がありません。
しっかり無料アカウントで動作を確認してください。
次の記事ではflowkeyの有料プランの種類と契約方法を解説します。
flowkey公式サイトもあわせてご確認ください。
ピアノは誰もが好きな曲で練習したいのではないでしょうか。
でも、楽譜の"つまみ食い"は結構お金がもったいない…
flowkeyなら1,500以上の曲が練習し放題。
新曲も続々追加されるので、楽譜を何冊も買うよりずっとお得です。
7日間の無料トライアルは一度利用してみる価値アリです♪
なお、7日間の無料トライアルはパソコンからは契約できません。
無料アカウント作成後は、
お持ちのスマートフォンにflowkeyアプリをインストールしてご利用ください。
