手の形についての説明は必須

楽器店経営の音楽教室から変わって来られる生徒のお母様は、手の形が悪いように思うと口を揃えておっしゃいます。特にグループレッスンでは、教師は注意する時間がないのでしょう。

まず生徒さんになぜ綺麗な手の形はピアノを弾く時に重要なのかということを説明します。

無駄のない動きが出来る⇒速く弾ける。変な力が入らない⇒どこも痛くならない。そして何より見た目がかっこいい!この3つを実際に弾きながら説明します。「速く弾ける」というポイントでは、思いっきり速く弾いて下さい。きっと目が輝き、尊敬の眼差しで見てくれると思います。

指を寝かせて弾くプロのピアニストもいますが、あれはプロだからできるのです。音の出し方の研究に相当な時間を費やしていて、しかもテクニックが抜群なのです。一方、指の筋肉や骨が未発達でピアノの基礎がしっかりついていないと、音に強弱や緩急ができてバラバラになってしまいます。

曲によっては指を寝かせて弾く方がその曲のイメージに合う時もありますが、それはその時の話。まずは手の形の重要性を説明しましょう。頭や耳で理解しないうちはなかなか治りません。