オッターヴァ（8va）の弾き方解説

オッターヴァ（8va）の意味とピアノでの弾き方をサンプルの楽譜を使ってわかりやすく解説します。

今回用意した楽譜はこちら。

オッターヴァ（8va）は1オクターブ（8度）上、または下の音を弾くという指示の音楽記号です。

五線の上に8vaと書いて点線が付いているところは1オクターブ上の音を弾きます。

１オクターブとは8度音程のことを指します。

8度とは白鍵で数えて8個目の音のことです。

オクターブという意味のイタリア語はottava（オッターヴァ）です。

1オクターブ上を弾く指示は8とだけ書いたり、8va alta（オッターヴァ・アルタ）と書くこともあります。

1小節目の弾き方解説

ト音記号で「ミ」の音です。

2小節目の弾き方解説

へ音記号では同じ「ミ」の音はこの書き方です。

3小節目の弾き方解説

2小節目の「ミ」の1オクターブ下の「ミ」ですが、1オクターブ高くという指示があるので2小節目と同じ高さの「ミ」ということになります。

4小節目の弾き方解説

五線の下に8vaと書いて点線が付いているところは1オクターブ下の音を弾きます。

8とだけ書いたり、8va bassa（オッターヴァ・バッサ）と書くこともあります。

8vbも使われます。

1小節目の「ミ」の1オクターブ上の「ミ」ですが、1オクターブ低くという指示があるので1小節目と同じ高さの「ミ」ということになります。

つまり1小節目から4小節目まで全て同じ高さの「ミ」です。

まとめ

オッターヴァ（8va）の意味とピアノでの弾き方について解説しました。

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